竹取物語〜その2、のぷちぷち小話〜
  こんにちは、今回も私が担当することになりました。

 その2、の今回ですが「なよ竹のかぐや姫」と名付けられた姫の容姿が
さらに明らかになっています。

 籠に入れて育てなければならなかったほど ひ弱だった姫も
人並みに成長し、それはそれは美しい人になりました。

 原文では

 この児(ちご)のかたちのけうらなること世になく、屋の内は暗き所なく
光満ちたり。 翁、心地あしく苦しき時も、この子を見れば、苦しきこともやみぬ。
腹正しきことも慰みけり。
 
と記されています。

“てんてん”では、その部分を

この女の子の姿は、まばゆいばかりに美しく、この世のものとは思えないほどだ。
じいさんの邸の中は、その隅々にまで光が行き届いたようだった。

じいさんは、心身共に具合の悪い時も、この女の子の姿を見れば
すっかりおさまった。
また、何事か腹の立つことがあった時でも、やはりこの女の子の姿を見れば
それもおさまるのだった。


こう訳しましたが、もう一人の製作者、優と
「実際のところ、どれほどの美しさだったのだろうか」
という話になりました。

● この世のものとは思えないほどに美しい
● 邸の中隅々までが光り輝くほど
● 病気の時であろうが、腹がたった時であろうが、一目見れば治ってしまうほど

ごてごてと化粧をほどこしたり、豪勢な着物を着なくても
なよ竹のかぐや姫、という人は美しかったであろうことは容易に理解できます。

それは外見の美しさからであったのか、
内面の美しさからであったのか。

触れるのは、また後の機会に、ということにしましょう。


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