竹取物語その1、のぷちぷち小話

 こんにちは、岳(がく)です。
今回の小話は私が担当することになりました。


さて、“てんてん”第一回目の更新作品【竹取物語その1】はいかがでしたか。

みなさんが幼少期に絵本で見たり、口頭で聞いてきた【かぐや姫】とは
語り口もずいぶんと違いますし、「むかしむかし、あるところに おじいさんが〜」という
出だしではありません。


このおじいさんにきちんとした名があったことは、竹取物語を知らない人には
驚きだったことと思います。


おじいさんの名前は【讃岐造(さぬきのみやつこ)】とありますね。

【みやつこ】というのは古語辞典にも載っていますが、昔の姓の一つです。
地方で部族を統率した者の官職〜なんて説明もありますから、私のイメージとしては
昔はそれなりの地位にあったものの、現在では隠居した老人的な感じを受けます。

角川書店編 竹取物語では、「今風に言えば公務員」とあり、なるほど、と頷けるものです。


馴染みがない言葉ついでに。


大きさが三寸ばかりの可愛らしい女の子が


さて、この【三寸】、一体どのくらいの大きさか解りますか?

時代劇などでもよく耳にする単位ですね。
「●寸」「●尺」「●間」「●里」。

これもまた、実際どのくらいのものなのか解らない方が多いのではないかと思います。

一寸は「約3cm」。一尺は「約30.3cm」。
一間は「約1.8m」。一里は「約4km」。

「大きさが三寸ばかりの可愛らしい女の子が」

とありますから、約9cm。だいたい10cmくらいの女の子が〜〜ということになりますね。

あまりにも ひ弱で小さいので、竹取じいさんが籠に入れて大事に育てた、というのも
解りやすいことです。

みなさんがもし、薄暗い竹やぶで小さな小さな三寸ばかりの女の子をみつけたら
さて、どうしますか?



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