源氏物語 桐壺巻 〜桐壺更衣:1 ぷちぷち小話〜

 やっと始まりました、源氏物語 桐壺巻の初回です。

「登場人物が多すぎるんだよ!」
「誰が誰だか解んないよ!」
そんな話をチラホラと聞くので、この源氏物語小話では毎回登場人物を
ちゃんと解説していきたいと・・・・・・・・・・・思うのです。(自信無さげ。

 この時点では、まだ「桐壺」の「き」の字も原文には出てきていないのですが、
解りやすくするために、“てんてん”ではあえてここから「桐壺更衣」
という呼び名を使うことにしました。 その辺りはアシカラズ。


 今回登場したのは、主に二人。

 解りやすく言うと天皇。

   きりつぼのこうい。帝がゾッコン惚れてるお姫様。


 帝には、この桐壺更衣の他にも、まぁ全員が全員美人だったかどうかは
定かではありませんが、多くの妃がいたわけです。
でもこの帝、もう見境無く桐壺さんに惚れて惚れて、周りが何と言おうが
おかまいなしに溺愛してしまいます。


 いつの世も、ヤキモチから来る陰口はあるもので、
桐壺さんに対するそれも、彼女が病に臥せってしまったことから、
相当なものだったのでしょう。どういった陰湿な女同士のいじめがあったか、
というのはまた次の機会に触れることになりますので省略。


 なんでいじめを受けなければならなかったのか。
それは桐壺さんの容姿に対するやっかみもあったかもしれないし、
また、帝が執着しすぎる、ということもあったでしょうし、
そして、身分も関係しています。


桐壺さんは 「更衣」 という位でした。

后の身分というのは、上から順に
・中宮(ちゅうぐう) ・女御(にょうご) ・更衣(こうい)
となっています。


「なんであの方は身分も低いくせに帝に愛されて!!!」


というやっかみ。


それに対して、「何を!!!」なんていう今時女根性があったのなら
桐壺さんも病気にならずに済んだのかもしれませんが、
彼女には、そんなものは備わってなかったようです。

里(ここで言う里、は彼女の実家、と思ってもらえばOKです。)に
帰るようになっても、帝は彼女の心労を知ってか知らずか、
(知ってたとしても惚れぬいている以上は、手元に置いておきたかったんだろうな、
と思っています。自分勝手だなぁ・・・・という解釈な私。)
ますますのご寵愛っぷりを発揮されるわけですね。


・・・・・・・・・・迷惑な。


なんて思うのは、やっぱり今時女根性なんでしょうけども。(笑)
彼女は、健気にもそんな帝にお応えして、一生懸命お仕えします。

健気だけど、でもなぁ・・・と ちょっと引っかかる私です。


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