1:大掴源氏物語 まろ、ん?(著者:小泉吉宏 発行:幻冬舎)

 読書感想文といえば、もうどのくらい前のことでしたか、夏休み定番の宿題であるこれを
友人数人の分まで請け負って(数人で結託して宿題を分担していた。
良い子は真似をしてはいけません。)肝心の自分の分がおろそかになり、
読もうと思っていた本のあとがきをほぼ丸写しにしていた事が思い出されます。
(これも良い子は絶対に真似をしてはいけません。)


 読書感想文を書くためには、まず本を読まねばならぬ。うん。

坊ちゃん。走れメロス。ガリバー旅行記。ベーブルース(伝記)。

定番中の定番ですが、ここでは↑こんな類の本ばかりの事を書くわけではありません。

小説はもちろん。
漫画からゲームの攻略本に至るまで!!!


( なんだよ・・ゲームの攻略本って・・・)


まぁその。
多種多様なものを取り扱ってみようか、と思うわけですね。


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そして記念すべき第一回はこちら。
小泉吉宏著:大掴源氏物語 まろ、ん? でございます。

漢字が読めない!というお友達のために。

「おおづかみ げんじものがたり まろ、ん?」

と読みます。

源氏物語といえば、あの源氏物語。そう。あの源氏物語。

でも【まろ、ん?】ってなんじゃらほい。

こちらのページをごらんください。

あら!!!なんとビックリ!栗ですよ、マロンマロン!!

あの光源氏が栗(マロン)になって登場です。
源氏物語54帖。現代語訳を全部読みきったー!なんて方には
なかなかお目にかかったことはありません。

読みたい。
読んではみたい。

でも長いんじゃーーーー!ヽ(`Д´)ノ

という方におススメなのです、【まろ、ん?】


タイトルにもある通り、「大掴」です。
大きく掴んだ源氏物語。源氏物語を大きめ〜に掴んだものでございます。

しかーも奥さん。これが漫画。4コマ漫画。

漫画だといって侮ることなかれ。
人物系図はもちろん、物語内で詠まれた歌もバッチリ解説!

源氏物語と聞けば「男の夢だ」「それがハーレムだ」なんて言われちゃったり
「こんな男いるわけねぇよ」なんてやっかまれたりしていますが。

実はね、光源氏(この本では「まろ」と表記。)って、
一見すると、ただ恋に狂って欲しいものを欲しいがままに我が物にして、
栄華も極めちゃって、華やかであることこの上ないんだけど、
実際はそれだけじゃないのね。

手に入らなかった女君もいたし、須磨に流されちゃったり(実際は自分から
退いていった。)してるわけです。

女々しいし、しつこいし、意外にも人間臭いヤツなのです。

そんな人間くさ〜い光源氏が読める一冊。
それが【まろ、ん】です。

上で「人物系図はもちろん、歌まで解説!」とまでは書きましたが
それだけじゃーございません。

豆知識、のようなものも満載。私的にはこれがとてもおススメ。

・方違えについて
・官位表
・当時の服について

まだまだまだまだ。

・冠の着け方
・季節について
・平安京図

などなど。

思わず「へー」とか「ほー」とか口走りそうなことが沢山載っています。
源氏物語を抜きにしたとしても(失礼。)当時の暮らしぶりがわかるのが良いところ。

源氏物語そのものについては、別コンテンツでもそのうち書き始めますが、
物語内でも当時の生活についてうかがわせる内容が多々あるんですね。

ですから、【まろ、ん?】に載っている豆知識は、
源氏物語の補足的役割を担っているわけです。


「古典なんて堅苦しいしぃ〜言葉使いとか解んないしぃ〜」


というあなた。
ここを読んでくださってるのも何かの縁。
活字ばっかり言葉使いも解んない!そんな悩みもすっぱり解消!

【まろ、ん?】を片手に、心行くまで源氏物語時間に流されてみませんか?


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